斜角門形カルバートとは

斜角門形カルバートの説明内容です

■設計条件(参考)


◆コンクリート

  設計基準強度(製品):σck=50N/mm2(40N/mm2)
  設計基準強度(基礎):σck=24N/mm2(現場打ちコンクリート:有筋)
  単位体積重量     :γc =24.5kN/m3

◆活荷重等

  T荷重(T-25、T-14)
  群集荷重(歩道の場合)

◆土質等

  土の単位体積重量   :γs =19.0kN/m3
  静止土圧係数     :Ko =0.5
  水平震度       :Kh =0.20(二種地盤の場合)
  地震時の土圧     :修正物部・岡部公式
  アスファルトの単位体積重量:γa =22.5kN/m3

◆構造検討(斜角門形カルバート本体)

  許容応力度法により応力度を求め、部材厚寸法、配筋を決定する。
  側壁下端はヒンジ構造(pin-pin)として検討する。

◆安定検討(基礎コンクリート下面)

  転倒(常時) :合力の作用位置 B/6以内
     (地震時):合力の作用位置 B/3以内
  滑動(常時) :Fs > 1.5
     (地震時):Fs > 1.2
  地盤反力   :土質調査により求めた許容支持地盤反力以下(通常地盤で200kN/m2)

◆地震時の検討

  斜角門形カルバートは、地震時の検討が必要です。「カルバート工指針」により、L1の検討を
  行っていれば、L2の検討を省略してよいことになっています。

◆許容応力度の割増係数

  常時       :α = 1.00
  温度変化時   :α = 1.15
  地震時     :α = 1.50

◆準拠図書

  道路土工 カルバート工指針(H21年度版)
  コンクリート標準示方書


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