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門形カルバート構造は、道路土工「カルバート工指針」に記載されているように、ボックスカルバートなどと異なり底版が閉じていないので基本的にストラットを設けない斜角門形カルバートの場合、基礎コンクリート底面での「滑動の検討」が必要となります。
斜角門形カルバート上の土かぶり、躯体自重などの死荷重はもとより道路に車両が通行した場合など、頂版中央付近にモーメントが作用し、側壁下端が広がろうとする力(水平力)が発生します。この反力として側壁外側の「裏込め材の土圧」が発生し、この水平力を押さえます。
したがって、側壁の高さが低い(短い)と「裏込め材の土圧」も小さくなり、滑動の検討で不利になります。
斜角門形カルバートは内幅にもよりますが、ある程度の側壁高が必要となります。




斜角門形カルバートは、現場ごとの特注規格となっています。
斜角度、上部土被りなどの設計条件により規格寸法が異なります。
詳しくは、会員各社、事務局までお問合せ下さい。

◆製品対応規格
・斜角度  90度~60度(0.5度刻み)
・最小内幅(B Min) 3.00m以上
・最大内幅(B Max) 10.00m以下
・最小内高(H1 Min) 1.00m程度(構造計算書による)
・最大内高(H1 Max) 2.00m以下
・1個当たり幅 1.00m程度(道路全幅員を個数割します。)

注)上記規格より大きい製品は、対応していません。


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